英語と日本語の大きな違いのひとつに「時制の表し方」というものがあります。
日本語の場合は、「私はピアノを弾く」を過去時制で表すには、「私はピアノを弾いた」と、語尾に「た」を付けるだけで簡単に表現する事ができます。
これに対して英語で過去時制を表すには、「I played the piano.」というふうに動詞を過去形に変形させる必要があります。
始めはちょっと難しく感じるかもしれませんが、慣れてしまえばどうという事はありません。
時制には、「現在」、「過去」、「未来」と3種類の時制がありますが、今回は「現在時制」について勉強していきます。
be動詞の現在時制
I am student.(私は学生です)
You are student.(あなたは学生です)
He is student.(彼は学生です)
Tom is student.(トムは学生です)
We are student.(私達は学生です)
They are student.(彼らは学生です)
Tom and Jack are student.(トムとジャックは学生です)
このようにbe動詞を見ると、主語によって形が変化していることが分かります。「Tom and Jack」は、They(彼ら)と同じ複数形なので、be動詞は「are」になります。
ポイント[1]
be動詞の現在時制は、主語の人称と数により、「am」、「are」、「is」と変化します。
have動詞の現在時制
I have book.(私は本を持っている)
You have book.(あなたは本を持っている)
He has book.(彼は本を持っている)
My children have books.(私の子どもたちは本を持っている)
My child has book.(私の子どもは本を持っている)
have動詞の場合は、3人称で単数、現在時制の時だけ、「has」と変化します。「My children have books.」(のように、3人称でも複数形の場合は、「have」を使います。
ポイント[2]
have動詞の現在時制では、主語が3人称、単数(3、単、現)となる時だけ「has」を使います。
一般動詞の現在時制
You run every morning.(あなたは毎朝走っている)
He runs every morning.(彼は毎朝走っている)
一般動詞の場合は、主語が3人称で単数、現在時制のとき、「-s」や「-es」を付けて変化させます。
ポイント[3]
一般動詞の場合は、主語が3人称、単数、現在(3、単、現)となる時だけ動詞の原型に「-s」や「-es」を付けて語形を変化させます。