英語を「書く」勉強にはパソコンやスマホを活用する

英語を「書く」勉強にはパソコンやスマホを活用する

英語を使いこなす技術には色々なものがありますが、その中でも「英文を書く」という技術もなかなか一朝一夕で身に付く簡単なものではありません。

今ではあまり使われない筆記体

英文には「筆記体」というものがありますが、実はこの「筆記体」を自由に綴れるアメリカ人が少ないというのをご存知でしょうか?
アメリカの普通の学校では、「筆記体」を教えていないというのがその理由なのですが、最近では文字の入力にパソコンが広く使われるようになり、社会人になったからも英語の「筆記体」を書く機会はほとんど無いという事です。

英文の筆記体を高級な万年筆でサラサラと書くととてもかっこ良く、ちょっと憧れてしまいますが、現在はサイン以外にこの筆記体を書く機会ほとんどありません。

また、この「筆記体」というのは個人のクセが出やすく、人によっては全く読み取れないという事もあります。きれいに書いてある「筆記体」でも、一瞬で判別する情報力では「活字体」に大きく劣ってしまいます。

パソコンを活用する

そこで英語学習では、この「活字体」を活用する事を推奨したいのですが、その際には、この「活字体」と相性の良い「パソコン」での入力がオススメです。

パソコンでの入力は、手書きに対して圧倒的なスピードと、正確さ、仕上がりの美しさが大きな特徴です。「活字体」はそもそも印刷のために考えられた文字ですから、パソコンとも相性が良いのは当然です。

パソコンを使って、Microsoftの「Word」というソフトで英文を入力すれば、万が一間違った綴りで入力された場合にも、自動的に赤色のアンダーラインで強調表示をしてくれます。
この強調表示をクリックすれば、なんと正しいスペルの候補を表示してくれるという機能までついています。

このパソコンという便利な機械が登場するまでは、こういった事を、手書きと辞書を手にとって全部自力でやっていたのですから、考えただけでもうんざりしてしまいます。
大人の英語学習では、限られた時間を有効に使うという事も重要なテーマです。便利な道具は積極的に活用して、どんどん時間を節約しましょう。

Googleのサービスを活用する

Wordの他にも、パソコン用に辞書や翻訳などのソフトもあります。インターネットを活用すれば、Googleのサービスで翻訳機能を無料で使う事も出来ます。

また、スマートフォンには好きなアプリを自由に追加して使えるという機能があり、英和辞書や翻訳など様々なアプリを使う事ができます。
その他にも、単語学習アプリや英会話のフレーズをまとめたアプリなどが役立つアプリが沢山用意されています。

これらのソフトやアプリは紙の辞書と比べると、音を出す事ができるという大きな特徴があります。英語の学習においてネイティブの発音をその都度確認できるというのは、ちょっと前では考えられない夢のような機能です。
どんなに親切な英会話講師でも、根気づよく24時間いつでもあなたに正しい発音を教えてくれるという事はありません。